悪魔の水槽密室 : 「金子みすゞ」殺人事件
著者
書誌事項
悪魔の水槽密室 : 「金子みすゞ」殺人事件
(カドカワノベルズ)
角川書店, 1996.8
- タイトル別名
-
悪魔の水槽密室 : 金子みすず殺人事件
- タイトル読み
-
アクマ ノ スイソウ ミッシツ : カネコ ミスズ サツジン ジケン
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内容説明・目次
内容説明
農業と花売りが本職の素人探偵・一尺屋遙の友人で小説家の八追純平は、山口県の仙崎を訪ねた。旅の目的は、大正末期から昭和初頭にかけての短期間に五百余編の作品を残し、西条八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで言わしめながら、わずか二十六歳でみずから命を絶った、金子みすゞを取材すること。が、彼を待ち受けていたものは…。雷雨の山陰線車中から忽然と消えたみすゞの写真そっくりの女。深夜のホテルにひびく恐ろしい叫び声。顔を切り刻まれたストリッパーの死体。そして北長門のリゾートホテルでは、目張りされ水が溜められて水槽状態になった一室に、女教師の死体が浮かんだ。白い薔薇を胸に、満を持して登場した一尺屋が解く、恐怖の真相とは。
「BOOKデータベース」 より