書誌事項

東京落語散歩

吉田章一 [著]

(角川文庫, 15631)

角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.3

タイトル読み

トウキョウ ラクゴ サンポ

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注記

1997年、青蛙房より刊行された『東京落語散歩』を再編集の上、加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

江戸時代、新宿は甲州街道の宿場にすぎず、銀座は下町の代表であった。維新当時でも、蔵前には吉原通いの駕籠を狙う追剥が出没していた。しかし、江戸でも東京でも変わらない場所がある。寄席である。古典落語の名作の舞台を歩く、春夏秋冬、それぞれの季節に適した20コース。「目黒のさんま」「四谷怪談」など、代表的な演目のあらすじも収録。更に江戸時代の寄席も特定した便利なイラストマップもついた、落語散歩の決定版。

目次

  • 春(湯島・本郷「片足ァ本郷へ行くわいな」;千住・王子「人間には気をおつけ、馬の糞かもしれない」;麹町「麹町にね、サルお邸の旦那様があったんだよ」;上野「清水の観音さまィ、一生懸命信心してごらん」;向島「お花見で女の子が騒いでるはまことに風情のあるもので」)
  • 夏(亀戸「祈る神様仏様、妙見さまへ精進の」;両国「川開きの当日、両国橋は一杯の人出です。通りかかったたがやさん」;浜町「長谷川町の三光新道に常盤津歌女文字という」;深川「深川八幡の祭りがたいそうよくできたという評判で」;四谷・新宿「はて恐ろしい、執念じゃなァ」)
  • 秋(蔵前・神田「もうすんだか」;目黒「さんまは目黒にかぎる」;京橋・銀座「お奉行さまという強い味方が付いていらァ」;日暮里・根津「ざっと拝んでおせんの茶屋へ」;谷中・根岸「また茶の湯か」)
  • 冬(牛込「目がうしろにありゃあウシロメの神楽坂だ」;品川・鈴ケ森「心中の相手は金ちゃんに決めよう」;芝・高輪「酒はよそう、また夢になるといけねえ」;浅草「十八間四方のお堂に安置したてまつる聖くわんぜおん菩薩」;麻布「麻布絶江釜無村の木蓮寺に着いたときにはくたびれた」)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89726101
  • ISBN
    • 9784043936021
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    221p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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