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春画のからくり

田中優子著

(ちくま文庫)

筑摩書房, 2009.4

タイトル読み

シュンガ ノ カラクリ

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内容説明・目次

内容説明

春画では、女性の裸体だけが描かれることはなく、男女の絡みが描かれる。男性のための女性ヌードではなく、男女が共にそそられ、時に笑いながら楽しむものだったと考えられる。また、性交場面を際立たせるために、顔と性器以外は、衣装で隠された。「隠す・見せる」「覗き」等の視点から、江戸のエロティシズムの仕掛けが明らかになる。図版豊富。

目次

  • いけないヌードから正しい春画へ
  • 江戸はトランス・ジェンダー
  • 春画の隠す・見せる(初期の浮世絵春画;「隠す・見せる」の深化;春信の色彩感覚と物語性 ほか)
  • 春画における覗き(初期浮世絵の覗き;豆男と覗き—鈴木春信;湖龍斎と春章 ほか)
  • エロティックな布(春画の中の布;『源氏物語』の中の織物;中世文学のテクスタイル—『平家物語』『太平記』 ほか)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89728162
  • ISBN
    • 9784480425898
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    251p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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