がんこなハマーシュタイン : ヒトラーに屈しなかった将軍

書誌事項

がんこなハマーシュタイン : ヒトラーに屈しなかった将軍

ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー著 ; 丘沢静也訳

晶文社, 2009.4

タイトル別名

Hammerstein oder Der Eigensinn : eine deutsche Geschichte

ハマーシュタイン : がんこな : ヒトラーに屈しなかった将軍

タイトル読み

ガンコ ナ ハマーシュタイン : ヒトラー ニ クッシナカッタ ショウグン

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注記

原タイトルは標題紙裏による

原著 (Frankfurt am Main : Suhrkamp, 2008) の翻訳

資料: p433-438

関連年表: 巻末

内容説明・目次

内容説明

1933年1月、ヒトラーが政権を掌握すると、ドイツの未来は大きく揺れた。邪魔者は次々と粛清されていく。その渦中にあって、恐れもせず、独裁政権を拒否する陸軍最高司令官がいた。利口だけど怠け者という評判で、暇をみつけては大好きな狩りに明け暮れている。ソ連とのつながりを疑われながらも、なぜ彼だけが粛清をまぬがれ、生き残ることができたのか。「現代ドイツの知性」エンツェンスベルガーが、三年におよぶ綿密な取材と調査をへて、交錯する政治的策謀をひもとく。時空を超えた「死者とのおしゃべり」を交え、ヒトラー政権前夜から冷戦の終わりまで、ドイツのひとつの物語を浮かびあがらせる。

目次

  • 重い一日
  • 陸軍幼年学校生の模範的なキャリア
  • 旧家の一族、身分相応のコネクション
  • 不気味な祖父
  • いくつかのエピソード
  • 死者とのおしゃべり—クルト・フォン・ハマーシュタイン(1)
  • コメントその1 ワイマール共和国の恐怖
  • 死者とのおしゃべり—クルト・フォン・シュライヒャー
  • コメントその2 もつれ合う権謀術数
  • 困難な時代〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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