ザ・ハウス・オブ・トヨタ : 自動車王豊田一族の百五十年
著者
書誌事項
ザ・ハウス・オブ・トヨタ : 自動車王豊田一族の百五十年
(文春文庫, [さ-30-7],
文藝春秋, 2009.4
- 上
- 下
- タイトル別名
-
ザハウスオブトヨタ : 自動車王豊田一族の150年
- タイトル読み
-
ザ ハウス オブ トヨタ : ジドウシャオウ トヨタ イチゾク ノ 150ネン
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注記
2005年5月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
豊田家人物相関図: 上下巻頭
参考文献: 下 p338-341
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784167639075
内容説明
地球が生んだ史上最大の産業、自動車。ゼネラルモーターズを抜き去り、その頂点に立ったのがトヨタ自動車である。世界を席巻した生産方式、ハイブリッドカーに代表される技術力など、その強さの源泉は豊田佐吉・喜一郎親子の遺した“発明家”の遺伝子にある!自動車ジャーナリズムの第一人者が放つ渾身のノンフィクション。
目次
- 序章 「豊田家」という名の旗
- 第1章 夢と現実(三河の風土と気質;発明家と事業家の血脈;終戦直後 忍びよる危機;“販売の神様”の深謀遠慮;大家族主義の限界;スト突入!倒産の瀬戸際)
- 第2章 「中興の祖」の生きざま(喜一郎、突然の辞任;放浪の果てに豊田入り;金儲けの哲学;後継者はどぶさらい役;株主総会で大政奉還を誓う)
- 第3章 合従連衡(日本のフォードを目指して;宿命のライバル、鮎川義介と喜一郎;フォード提携交渉破綻;英二、渡米の成果;「よい品、よい考え」がトヨタ生産方式の原点;石田が育てたホンダとスズキ)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784167639082
内容説明
自動車に猛進する豊田喜一郎と慎重論を崩さない利三郎。この義兄弟が創業前夜に演じた“積極性と慎重さ”の激突こそ、トヨタの強さを理解するカギである。人物と歴史を知ることで、企業が見えてくる—。著者独自の方法論で世界最大の自動車メーカーの秘密を解き明かした大河ノンフィクション、堂々完結。
目次
- 第4章 豊田家に流れる二つの遺伝子(復帰直前、喜一郎無念の死;私設自動車部発足;独断専行は佐吉の流儀;トラック量産で深まる溝;豊田の身代をかけた義兄弟対決)
- 第5章 愚直な佐吉の生き方(創業家が君臨する世界の自動車業界;若き日の発明王の苦悩;不可能への挑戦、自動織機と環状織機;高峰譲吉の助言、「実用化は発明家の責任」;新天地求め、中国(上海)進出)
- 第6章 発明家と事業家の狭間で(泥沼の特許紛争;トヨタとホンダのDNA(遺伝子);親子の心の葛藤;定款に「発明と研究」;小さな第一歩)
- 終章 トヨタ社長の資格と条件
「BOOKデータベース」 より