花妖譚
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書誌事項
花妖譚
(文春文庫, [し-1-132])
文藝春秋, 2009.4
- タイトル読み
-
カヨウタン
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注記
『司馬遼太郎短篇全集 第1巻』 (2005年4月刊) より、「花妖譚1-10」を抜粋したもの
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 森の美少年
- チューリップの城主
- 黒色の牡丹
- 烏江の月 : 謡曲「項羽より」
- 匂い沼
- 睡蓮
- 菊の典侍
- 白椿
- サフラン
- 蒙古桜
内容説明・目次
内容説明
清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた一茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは(黒色の牡丹)。人間稼業から脱し、仙人として生きる修行を続ける小角がついに到達した夢幻の世界とは(睡蓮)。作家「司馬遼太郎」となる前の新聞記者時代に書かれた、妖しくて物悲しい、花にまつわる十篇の幻想小説。
「BOOKデータベース」 より