近世日本の地域社会と共同性
著者
書誌事項
近世日本の地域社会と共同性
(近世上田領上塩尻村の総合研究, 1)
刀水書房, 2009.3
- タイトル別名
-
地域社会と共同性 : 近世日本の : 近世上田領上塩尻村の総合研究
- タイトル読み
-
キンセイ ニホン ノ チイキ シャカイ ト キョウドウセイ
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注記
その他の執筆者: 村山良之, 山内太, 田島昇, マーティン・モリス, 高橋基泰
文献あり
内容説明・目次
内容説明
小県郡旧上塩尻村(現在の長野県上田市大字上塩尻)を取り上げ、「地域社会と共同性」という切り口から、明治維新以前の松平氏上田領時代における地域社会のあり方について、地理、支配行政、公と私、人口、家と相続、といった論点について実証的に分析し論じた。
目次
- 第1章 上塩尻村の地理的特徴と耕地利用(上塩尻村の地理的特徴;耕地と自然災害)
- 第2章 藩政と村落支配行政(上田藩の郷方支配と村;「村」の機能;年貢の賦課と徴収;治水をめぐる藩と村—千曲川の川除普請を事例として)
- 第3章 居住・生業・共同性(木戸は取り払われたのに—「馬入り道一件」をめぐる上塩尻村の行政構造;蚕種業の展開と住居建築の変容)
- 第4章 上塩尻の人口動態(研究史概観;基本データと人口趨勢上の特徴;出生について;婚姻について;死亡について;歴史人口学データの応用・展開)
- 第5章 家と相続(家族と家系;家と相続;家業・家産・家名の継承と相続)
「BOOKデータベース」 より