築地
著者
書誌事項
築地
本願寺出版社, 2009.4
- タイトル別名
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Tsukiji
- タイトル読み
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ツキジ
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注記
関連年表: p184-185
主な参考文献: p186
内容説明・目次
内容説明
江戸開府時から浅草にあった本願寺の別院が「明暦の大火」で焼失。幕府に与えられた代替地は、江戸湊の浅瀬だった。海に「築かれた地」が誕生してから現在まで、さまざまな事件や時代の変化にさらされてきた築地。築地の350年の歴史をふりかえる。
目次
- 第1章 築地誕生(築地の歴史とともにある築地本願寺;江戸を焼きつくした「明暦の大火」;庶民の寺・本所回向院の成立;海に「築いた地」と佃島門徒の活躍;「名所江戸百景」にこめられた広重の願い)
- 第2章 震災復興と奉仕のこころ(文明開化発祥の地となった築地;日本仏教が滅亡の危機にたった「廃仏毀釈」;山口藩兵の屯所となった築地本願寺;関東大震災で焼け野原となった築地界隈;み仏の慈悲にみちびかれて;「あそか病院」設立と受け継がれるこころ)
- 第3章 仏教のルーツを求めて(文明開化の時代の大教養人;仏教伝来の道を探査した大谷探検隊;異能・異才の建築家といわれる伊東忠太;ルーツへのこだわりが生み出した独創的な寺院;新しい時代のシンボルとして)
- 第4章 戦争が壊したもの(東京大空襲にさらされた築地;戦争が残したこころの傷;料亭の敷地や築地本願寺の裏手で芋作り;地中寺院の集団移転と魚河岸の移転;戦後復興から現在まで変貌を続ける築地一帯)
- 第5章 いまをいきるために(水辺文化の復権をめざす人たち;活気をうみだす築地市場の誕生;魚河岸気質に支えられた濃密なコミュニティ;新しいコミュニティの〈場〉として;築地誕生から三五〇年、そしてこれから)
「BOOKデータベース」 より