気の文明と気の哲学 : 蒼龍窟河井継之助の世界
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書誌事項
気の文明と気の哲学 : 蒼龍窟河井継之助の世界
勉誠出版, 2009.3
- タイトル別名
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気の文明と気の哲学 : 蒼龍窟河井継之助の世界
- タイトル読み
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キ ノ ブンメイ ト キ ノ テツガク : ソウリュウクツ カワイ ツグノスケ ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
日本古来の風土に芽吹き、武家文化や民俗信仰である神道などによって育まれ、中国思想に裏打ちされ日本人の心となった「気」。日本における「気」=「虚」という文化・文明の「型」は、明治維新を機に変質・転換させられた。司馬遼太郎『峠』で知られる幕末の越後長岡藩家老河井継之助を軸に、陽明学との関係も交え、「気」の哲学とその文明論的意義を考察。
目次
- 序 「気」とは何か
- 第1章 日本の「気」—河井継之助(日本的な「気」;「気」と陽明学 ほか)
- 第2章 「気学」の系譜(存在論的な「気」;生命論的な「気」—王陽明 ほか)
- 第3章 「気」の実学—河井継之助と「気学」(死生一如—「万物一気」の身心論;民本主義—「万物一体」の経世論 ほか)
- 第4章 「気」の哲学と「虚」の文明(非戦の論理;自己否定の論理 ほか)
- おわりに 「気の国家」—東アジアにおける公共哲学としての「気」
「BOOKデータベース」 より