アジアのなかの和歌の誕生
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アジアのなかの和歌の誕生
笠間書院, 2009.3
- タイトル読み
-
アジア ノ ナカ ノ ワカ ノ タンジョウ
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注記
文献: 各章末
リズム論・韻律論研究文献: p351-359
内容説明・目次
内容説明
ウタは声のことばにおいてあらわれる。声のことばと文字ことばの中間で誕生する、和歌という詩形式に迫るため詩学を導入。和歌の本性をナショナリズムの狭い殻から救い出し、異なった言語圏の詩歌と比較しつつ、外部からの照射によって本質を炙り出す。音声学・音韻論・音楽学・心理学・比較言語学といったさまざまな分野の研究をひとつのテーブルに載せ、和歌誕生の経緯と全貌を究明した野心作。
目次
- 和歌とは何か—用語と方法
- 発生論—始源としての身体
- 成立論—母語の原理から
- 普遍的なもの—童謡の時代
- 楽府との比較—中国の宮廷歌謡
- 郷歌との比較—新羅の詩歌文学
- サンガムとの比較—タミル語起源説から
- 記紀歌謡にもどって—日本の宮廷歌謡
- 音数律以前—歌謡のリズム
- ヨムこと—声と文字の間
- 定型の原理—詩学史から見る
- 定型の母胎—記紀歌謡の形式
- 声の定型—字余り/非字余り
- 音数律の誕生—意識される等拍律
- 再び、和歌とは何か—ペー族の歌会を見て
- 福士幸次郎の詩と詩学—先覚者の精神
「BOOKデータベース」 より