アフリカのことばと社会 : 多言語状況を生きるということ
著者
書誌事項
アフリカのことばと社会 : 多言語状況を生きるということ
三元社, 2009.4
- タイトル別名
-
多言語状況を生きるということ
- タイトル読み
-
アフリカ ノ コトバ ト シャカイ : タゲンゴ ジョウキョウ オ イキル ト イウ コト
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注記
まえがき(砂野幸稔), あとがき(梶茂樹)
参考文献: 各章末
収録内容
- アフリカにおける言語と社会 / 梶茂樹 [執筆]
- アフリカの言語問題 : 植民地支配からひきついだもの / 砂野幸稔 [執筆]
- 言語の命を支える民族のアイデンティティ : 言語大国・ナイジェリアのケース / 塩田勝彦 [執筆]
- 英語主義か多言語主義か : ガーナの言語問題 / 古閑恭子 [執筆]
- 拡大するウォロフ語と重層的多言語状況の海に浮かぶフランス語 : セネガル / 砂野幸稔 [執筆]
- ストリートで生成するスラング : コート・ジボワール、アビジャンの都市言語 / 鈴木裕之 [執筆]
- アフリカ諸語の有無が生む差異 : カボ・ベルデとギニア・ビサウの場合 / 市之瀬敦 [執筆]
- 多言語使用と教育用言語を巡って : コンゴ民主共和国の言語問題 / 梶茂樹 [執筆]
- 文字は誰のものか : エチオピアにおける諸言語の文字化をめぐって / 柘植洋一 [執筆]
- 数百万人の「マイノリティ」 : ウォライタ(エチオピア)の場合 / 若狭基道 [執筆]
- 言語的多様性とアイデンティティ、エスニシティ、そしてナショナリティ : ケニアの言語動態 / 品川大輔 [執筆]
- 多民族・多言語社会の諸相 : ウガンダにおける言語政策と言語使用の実態 / 宮崎久美子 [執筆]
- スワヒリ語の発展と民族語・英語との相克 : タンザニアの言語政策と言語状況 / 竹村景子, 小森淳子 [執筆]
- 未完の「国語」 : マダガスカル語とフランス語の相克 / 深澤秀夫 [執筆]
- 動き続けるアフリカ諸語 : ナミビアの言語事情 / 米田信子 [執筆]
- 11公用語政策の理想と現実 : アパルトヘイト後の南アフリカ共和国言語事情 / 神谷俊郎 [執筆]
- アメリカ手話とフランス語の接触が生んだ手話言語 : フランス語圏西・中部アフリカ / 亀井伸孝 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
圧倒的大多数の現地語といくつかのヨーロッパ諸語の織りなす重層的な多言語使用の実態。危機言語、母語主義といった西側世界による介入。それらがつくり出す複雑な言語状況を概観し、サハラ以南アフリカ14カ国の、ことばと社会をめぐる諸問題を具体的に論じる。アフリカ社会を理解するうえで、なぜ言語問題が重要なのかを明らかにし、アフリカ地域研究への新たな視点を提示。
目次
- アフリカにおける言語と社会
- アフリカの言語問題—植民地支配からひきついだもの
- 言語の命を支える民族のアイデンティティ—言語大国・ナイジェリアのケース
- 英語主義か多言語主義か—ガーナの言語問題
- 拡大するウォロフ語と重層的多言語状況の海に浮かぶフランス語—セネガル
- ストリートで生成するスラング—コート・ジボワール、アビジャンの都市言語
- アフリカ諸語の有無が生む差異—カボ・ベルデとギニア・ビサウの場合
- 多言語使用と教育用言語を巡って—コンゴ民主共和国の言語問題
- 文字は誰のものか—エチオピアにおける諸言語の文字化をめぐって
- 数百万人の「マイノリティ」—ウォライタ(エチオピア)の場合
- 言語的多様性とアイデンティティ、エスニシティ、そしてナショナリティ—ケニアの言語動態
- 多民族・多言語社会の諸相—ウガンダにおける言語政策と言語使用の実態
「BOOKデータベース」 より