藤沢周平の言葉 : ひとの心にそっとよりそう
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藤沢周平の言葉 : ひとの心にそっとよりそう
(角川SSC新書, 072)
角川SSコミュニケーションズ (発売), 2009.5
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フジサワ シュウヘイ ノ コトバ : ヒト ノ ココロ ニ ソット ヨリソウ
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藤沢周平略年譜: p216-217
Description and Table of Contents
Description
藤沢周平の作品には、逆境を生きる者にそっとよりそう言葉があふれる。おなじみの『蝉しぐれ』や『用心棒日月抄』などの時代小説から佳品のエッセイまで、印象的な言葉をあますところなく引用して、作家の生活史と豊かな表現世界をより広く、より深く紹介する。生きづらい時代の今こそ、「微光のごとき藤沢周平の言葉」が求められている。本書をひもとけば、すでに読んだ作品は何度でも読みたくなり、未読の作品は読みたくなること、間違いなし。「感動する力」を本書で養おう。
Table of Contents
- はじめに—人にそっとよりそう言葉へ
- 第1章 闇と微光—作家の原風景
- 第2章 乳のごとき故郷—作家の自然
- 第3章 苦しみと悲しみの交感—作家の誕生
- 第4章 人のにぎわいに親しむ—市井もの
- 第5章 ユーモアとストーリーの誕生—浪人もの
- 第6章 いくつもの「友情」—武家もの
- 第7章 強者を嗤う—武家もの
- 第8章 「嫌い」づくし—作家の日常
- 第9章 しんぼうづよく生きる—晩年もの
- おわりに—藤沢周平にとって時代小説とはなんであったか
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