異郷の日本語
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異郷の日本語
社会評論社, 2009.4
- タイトル読み
-
イキョウ ノ ニホンゴ
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注記
2007年9月27日に開催された、青山学院大学文学部日本文学科主催 国際シンポジウム「もうひとつの日本語」の記録
その他の執筆者: 崔真碩, 佐藤泉, 片山宏行, 李静和
引用文献あり
内容説明・目次
内容説明
かつて「文学」は、どこか特定の国家の名を冠して呼ばれ、理解されてきた。「日本文学」という枠の外側に身を置いて、そこからあらためて「日本語」を考えることはできないだろうか。作家・金石範を囲み、「日本語文学」「ことばの呪縛」「植民地」「翻訳と身体」などをめぐって交わされた対話の記録。
目次
- 第1部 文学的想像力と普遍性(文学的想像力の空間;植民地支配の余波;日本文学の「優位性」という感覚 ほか)
- 第2部 シンポジウム・もうひとつの日本語(「ことばの呪縛」と闘う—翻訳、芝居、そして文学;いかんともしがたい植民地の経験—森崎和江の日本語;菊池寛の朝鮮 ほか)
- 解説 非場所の日本語—朝鮮・台湾・金石範の済州(『客人』—朝鮮戦争の記憶;『幌馬車の歌』—台湾五〇年代左翼粛清の記憶;金石範の日本語—四・三事件の記憶)
「BOOKデータベース」 より