他諺の空似 : ことわざ人類学
著者
書誌事項
他諺の空似 : ことわざ人類学
(光文社文庫)
光文社, 2009.5
- タイトル読み
-
タゲン ノ ソラニ : コトワザ ジンルイガク
大学図書館所蔵 件 / 全14件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「目糞鼻糞を笑う」という諺は、ロシアでは「屑が埃を笑う」、アフリカでは「猿の尻笑い」…と世界中に似たような諺は多い。舌鋒鋭かった名エッセイストの遺作が待望の文庫化。歴史も地理的気候的条件も、文化も全く異なるところで、同じ文句が同じ意味に使われている。世界の国々での諺の使い方を紹介しながら政治を風刺。まさに米原ワールド炸裂。
目次
- 1 二〇〇三(「医者の不養生」;「寄らば大樹の陰」;「馬鹿と鋏は使いよう」;「蛇の道は蛇」;「早いが勝ち」;「少年老易学難成」;「悪女の深情け」;「大山鳴動して鼠一匹」;「朱に交われば赤くなる」;「天は自ら助くる者を助く」)
- 2 二〇〇四(「鶏口となるも牛後となるなかれ」;「甘い言葉には裏がある」;「能ある鷹は爪を隠す」;「蟹は甲に似せて穴を掘る」;「内弁慶」;「自業自得」;「頭隠して尻隠さず」;「覆水盆に返らず」;「目糞鼻糞を笑う」)
- 3 二〇〇五‐二〇〇六(「嘘つきは泥棒のはじまり」;「火事場泥棒」;「一事が万事」;「後の祭り」;「割れ鍋に綴じ蓋」;「禍福は糾える縄のごとし」;「飼い犬に手を噛まれる」;「隣の花は赤い」;「安物買いの銭失い」;「終わりよければ全てよし」)
「BOOKデータベース」 より