裁判員制度と報道 : 公正な裁判と報道の自由
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書誌事項
裁判員制度と報道 : 公正な裁判と報道の自由
(裁判員制度が始まる, part3)
花伝社 , 共栄書房 (発売), 2009.5
- タイトル別名
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裁判員制度と報道 : 公正な裁判と報道の自由
- タイトル読み
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サイバンイン セイド ト ホウドウ : コウセイ ナ サイバン ト ホウドウ ノ ジユウ
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注記
主な参考文献: p261-264
内容説明・目次
内容説明
新聞、放送、雑誌、出版などのマス・メディアはかつて、法曹関係者に公正な裁判の実現を求める立場だった。犯罪被害者とともに泣き、報道を通じて社会正義を実現することを使命と考え、記事を書き、映像を撮影し、音声を録音した。しかし今は、味方だったはずの市民から裁判が起こされ、メディアが逆に、被告の立場に立たされる事態が急増した。最近では「報道被害」という言葉さえ生まれ、法曹関係者からは、「公正な裁判」を実現するため、事件・事故・裁判の道報を見直すよう迫られる事態にまでなってしまった。「裁判員制度」のスタートを契機として、事件・事故・裁判の報道は、その在り方を根本から見直さなければならないところにきている。本書は市民のための報道という立場に立ち、メディアと「表現の自由」、とりわけ「報道の自由」の在るべき姿を提示しようと試みている。
目次
- 第1章 国民参加と報道(裁判員制度;メディアと法 ほか)
- 第2章 報道の自由とメディア規制(裁判員制度・刑事検討会の議論;事務局のたたき台 ほか)
- 第3章 メディアの自主ルール(論議の再開;メディア側の指針)
- 第4章 司法関係の報道(事件・事故と裁判の報道;メディア各社の対応)
- 第5章 裁判員制度の実施(法曹三者との協議;新聞協会指針への誤解 ほか)
「BOOKデータベース」 より