海の道山の道
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海の道山の道
筑摩書房, 2009.5
- タイトル読み
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ウミ ノ ミチ ヤマ ノ ミチ
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内容説明・目次
内容説明
漁法、狩猟法、製鉄法、農法、民間信仰など、日本には古来より伝わるさまざまな原型がある。それらは、黒潮や朝鮮半島からつづく「海の道」を経由して日本にもたらされ、中央構造体という「山の道」を介して日本各地に伝播していった。そのコミュニケーション回路は竹の根のように複雑にからみ合い、その道程には古代からつづく人間の知恵と時間が集積している。本書は、こうした日本の原型が形作られた歴史的な「道」を明らかにしながら、その「道」を生業として受け入れる職人たちの屹立した精神を静かに描く。二つの「道」が織り成す壮大なタペストリーのなかで、“日本”の姿を考えなおす。
目次
- 第1章 竹の道
- 第2章 漁の道
- 第3章 鍛冶の道
- 第4章 狩猟の道
- 第5章 修験の道
- 第6章 草の道
- 第7章 来訪神の道
「BOOKデータベース」 より