厭な小説
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書誌事項
厭な小説
祥伝社, 2009.5
- タイトル読み
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イヤナ ショウセツ
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収録内容
- 厭な子供
- 厭な老人
- 厭な扉
- 厭な先祖
- 厭な彼女
- 厭な家
- 厭な小説
内容説明・目次
内容説明
「厭だ。厭だ。厭だ—」感情的パワハラを繰り返す馬鹿な上司に対する同期深谷の、呪詛のような繰り言にうんざりして帰宅した私を、マイホームの玄関で見知らぬ子供が迎えた。山羊のような瞳。左右に離れた眼。見るからに不気味だ。なぜこんな子が、夫婦二人きりの家に?妻はその子の存在を否定した。幻覚か?怪訝に思う私。だが、これが底なしの悪夢の始まりだった…(「厭な子供」より)。「恐怖」と「異なるもの」を描き続ける鬼才が繰り出した「不快」のオンパレード。悪寒、嫌悪、拒絶…あらゆる不愉快、詰め込んだ日本一のどんびきエンターテインメント。
「BOOKデータベース」 より