俺は沢ヤだ!

著者

    • 成瀬, 陽一 ナルセ, ヨウイチ

書誌事項

俺は沢ヤだ!

成瀬陽一著

東京新聞出版局, 2009.3

タイトル読み

オレ ワ サワヤ ダ

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内容説明・目次

内容説明

その昔、まだ今のような道が存在しない時代、人は山村から山村へ、谷沿いを歩いて移動した。薮深い山肌を避けたのである。尾根や峠を越えるのにも沢や谷が使われ、登山においても山の弱点である谷筋が山頂に至るルートとして登られるようになっていった。そんな山とのかかわり合いの中から日本独自の「沢登り」という登山形態が生まれてきた。近代登山の発展と共に、「沢登り」はより困難性、より未開性の追求へと幅を広げ、数々のドラマを生み出してきた。沢登り愛好家や渓谷溯行家をまとめて「沢ヤ」と呼ぶ。本書は21世紀初頭において、人生をかけて沢登りを極めようとする一人の沢ヤの冒険譚である。

目次

  • 序章 俺は沢ヤだ!危機一髪!—台湾豊坪渓下流部
  • 第1章 沢ヤ成瀬の生い立ち
  • 第2章 日本の大渓谷—黒部川剱沢
  • 第3章 ゴルジュとエロスの不思議な相関—称名川ザクロ谷
  • 第4章 大滝登攀のひそかな悦び—春川万滝沢
  • 第5章 探検的沢登りの勧め—富士山麓景ヶ島渓谷と御嶽山赤川地獄谷
  • 第6章 神の領域 大理石の大回廊—台湾三淺渓
  • 最終章 沢登りの地平を拓くもの—世界における沢登りの可能性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA90354933
  • ISBN
    • 9784808309145
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    190p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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