追悼長篠康一郎 : 太宰治に捧げた生涯
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書誌事項
追悼長篠康一郎 : 太宰治に捧げた生涯
太宰文学研究会 , 彩流社 (発売), 2009.6
- タイトル別名
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長篠康一郎 : 太宰治に捧げた生涯 : 追悼
- タイトル読み
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ツイトウ ナガシノ コウイチロウ : ダザイ オサム ニ ササゲタ ショウガイ
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注記
長篠康一郎の著書: p198-199
内容説明・目次
内容説明
平成十九(二〇〇七)年二月十六日、一人の「文学研究者」が、長い闘病生活にピリオドを打ち、八十歳の生涯を閉じた。その半生を、敬愛した作家太宰治の研究に捧げたその人の名は、長篠康一郎(本名・康煕)。長篠は、自ら標榜する「実証的研究」によって、これまでの太宰治に対するマイナスイメージを、全面的に否定した。全国各地を徹底的に取材し、時には自らの人体実験により、麻薬中毒、左翼運動への関与、数度におよんだ自殺や心中未遂などの太宰の死の直後からまことしやかに伝えられてきた「虚像」をすべてひっくり返したのである。本書の目的は、長篠康一郎という「在野」の研究者の業績を、関係者の証言という形にして残すことにある。
目次
- 第1部 長篠康一郎を偲ぶ(長篠康一郎先生の思い出(池内規行);長篠先生、ありがとうございました。—思い出すこと、あれこれ(渡辺和子);長篠先生と太宰治文学散歩(弓削孝子);悲しき声(角井美佐生);長篠先生を悼む(石塚勝);文学散歩の思い出(嶋田千枝子);長篠康一郎先生を偲んで(浅田高明);長篠康一郎と太宰文学(橘田茂樹);先生へ(渡辺正彦);『武蔵野心中を読む』—長篠先生晩年の講座(三原千砂子);長篠先生との出会い(梶原悌子);長篠先生のこと(上野益子);文学を正された生涯(豊田清史);長篠康一郎氏の思い出(海野和雄);長いお別れ(明石矛先))
- 第2部 長篠康一郎の業績(長篠康一郎の略歴;長篠康一郎太宰治論集;長篠康一郎の著書)
「BOOKデータベース」 より