"緑のダム"の保続 : 日本の森林を憂う

書誌事項

"緑のダム"の保続 : 日本の森林を憂う

藤原信著

緑風出版, 2009.6

タイトル別名

緑のダムの保続 : 日本の森林を憂う

タイトル読み

ミドリ ノ ダム ノ ホゾク : ニホン ノ シンリン オ ウレウ

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内容説明・目次

内容説明

日本の森林は荒廃の一途を辿っている。原因は、森林の「保続原則」を軽視し、収益性、経済性を追い求めた林野庁の行政にある。そして、それに歯止めをかけられなかった林学研究者にもまた、責任がある。森林は、治水面、利水面で“緑のダム”として、我々に不可欠なものである。このまま森林の荒廃を放置すれば、数十年後には、取り返しのつかない事態になるだろう。森林の公益的機能を再認識し、森林を保続するため、今こそ、ヒトとカネを注ぎ込まねばならない。

目次

  • 第1部 日本の森林を憂う(戦後の森林・林業政策;戦後の国有林の変遷;森林経理学論争)
  • 第2部 “緑のダム”の保続(森林は公益財—公益的機能の評価;“緑のダム”について—水源涵養機能の評価;利根川の治水—カサリン台風の場合;奥利根上流地域の森林—過去・現在・未来;“緑のダム”かコンクリートのダムか)

「BOOKデータベース」 より

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