責任能力の現在 : 法と精神医学の交錯
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責任能力の現在 : 法と精神医学の交錯
金剛出版, 2009.5
- タイトル読み
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セキニン ノウリョク ノ ゲンザイ : ホウ ト セイシン イガク ノ コウサク
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注記
文献: 論文末
収録内容
- 責任能力の根本問題
- 責任無能力制度の将来 / 中谷陽二 [著]
- 「精神の障害」と法律的病気概念 / 安田拓人 [著]
- 精神鑑定と刑法39条の乱用 / 井原裕 [著]
- 責任能力と精神鑑定
- わが国の責任能力判定の行方 / 吉川和男 [著]
- 起訴前簡易鑑定における責任能力評価 / 平田豊明 [著]
- 裁判員制度・医療観察法
- 裁判員制度と刑事責任能力鑑定 / 五十嵐禎人 [著]
- 刑事責任能力と裁判員制度 / 岡田幸之 [著]
- 医療観察法鑑定 : 司法の立場から / 鈴木秀行 [著]
- 人権・保安・処遇
- 医療への保安的要請と責任能力 / 前田雅英 [著]
- 精神障害者の人権と刑事責任 / 川本哲郎 [著]
- 少年犯罪 : 処遇と責任能力 / 奥村雄介 [著]
- 訴訟能力・死刑適応能力
- 刑事裁判と訴訟能力 / 北潟谷仁 [著]
- 死刑適応能力および再審請求能力が問われた事例 / 中島直 [著]
- 海外の動向
- アメリカにおけるinsanity defense : 合憲性の問題を中心に / 横藤田誠 [著]
- ドイツにおける責任能力鑑定と触法精神障害者の処遇 : 人格障害者対策を中心に / 山中友理 [著]
内容説明・目次
内容説明
本書は、２００５年に施行された「医療観察法」、また２００９年から始まる裁判員制度と連動して、多くの人々の関心を集める犯罪者の責任能力問題について、「責任能力の根本問題」「責任能力と精神鑑定」「裁判員制度・医療観察法」「人権・保安・処遇」「訴訟能力・死刑適応能力」「海外の動向」という６つのトピックについて、法と精神医学双方の論客が、国内外の判例を引きながら、歴史と現状を分析し、最新の論考を展開する。現代司法精神医学の一大論争点である“責任能力”論研究の到達点を示すものである。
目次
- 責任能力の根本問題
- 責任能力と精神鑑定
- 裁判員制度・医療観察法
- 人権・保安・処遇
- 訴訟能力・死刑適応能力
- 海外の動向
「BOOKデータベース」 より