世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵
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世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵
(PHP新書, 606)
PHP研究所, 2009.7
- タイトル読み
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セカイ キキ オ チャンス ニ カエタ バクマツ イシン ノ チエ
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注記
本書関係略年譜: p266-267
内容説明・目次
内容説明
南北戦争がなければ明治維新は起きなかった!?幕末・明治の歴史は経済で動いていた。薩摩藩はいち早く得ていた海外情報を利用して倒幕資金を稼ぎ、小松帯刀は龍馬と組んで、世界を相手にビジネスに乗りだした。その近代化路線は大久保・岩崎・松方らへと引きつがれる。が、急速すぎる工業発展に危惧を抱いた前田正名は、農業の重要性を説いて全国をまわる。そしてついに、渋沢栄一が日本型資本主義を確立した。資本主義の崩壊が叫ばれるいま、時代を超えて通用する志を、彼らの奮闘ぶりから感じとれ。
目次
- 序章 南北戦争がなければ明治維新はなかった
- 第1章 島津斉彬の工業化と対外貿易政策
- 第2章 小松帯刀が坂本龍馬に託した世界進出
- 第3章 大久保利通と岩崎弥太郎による海運興業
- 第4章 松方正義と前田正名の工農対立
- 第5章 五代友厚から渋沢栄一へ—日本実業界の飛躍
- 終章 危機をチャンスに変えた幕末・明治の国家建設に学べ
「BOOKデータベース」 より