Bibliographic Information

邪魅の雫

京極夏彦 [著]

(講談社文庫, [き-39-126], [き-39-127], [き-39-128])

講談社, 2009.6

分冊文庫版

Title Transcription

ジャミ ノ シズク

Available at  / 16 libraries

Note

叢書番号はブックジャケットによる

主な参考文献: 下 p[452]

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784062763721

Description

「邪悪な陰謀が陰で渦巻いているかもしれん」。榎木津の縁談が先方から悉く断られる。その理由を、榎木津の従兄にあたる今出川の命令で、益田は調べ始める。その頃、小松川署勤務の青木文蔵は、江戸川、大磯で発生した毒殺事件の関連を調査していた。そして、被害者の一人が榎木津の縁談相手の妹だったと判明する。
Volume

中 ISBN 9784062763738

Description

「私は邪魅の雫に吸われてしまったようだ」。江戸川、大磯に続き平塚でも毒殺死体が発見された。犯行に使われた毒物が、特殊なものではないかと考えた青木は京極堂の元を訪ねる。その正体について京極堂は静かに語り始めた。だが、更なる惨劇の幕が落とされる。「人はどうして邪なものの方に魅せられるのか」。
Volume

下 ISBN 9784062763745

Description

「私の世界は、小さなひと雫の漆黒に凝縮されてしまった」。終わることのない殺人の連鎖。蜃気楼のように浮かびあがっては消える犯人像、そして榎木津と事件の繋がりも見えずにいた。そんな状況下、京極堂は、自らの世界の終焉を悟った男と対峙する。滅びゆく世界を遺すために—。圧巻のクライマックス。

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Details

  • NCID
    BA90466121
  • ISBN
    • 9784062763721
    • 9784062763738
    • 9784062763745
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    3冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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