メディアの支配者
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メディアの支配者
(講談社文庫, [な-79-1],
講談社, 2009.6
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メディア ノ シハイシャ
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注記
2005年5月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
年譜: 下 p484-494
主要参考文献: 下 p496-503
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062763837
内容説明
メディアの帝王といわれたフジサンケイグループの議長・鹿内信隆。フジテレビを日本一のキイ局に育て上げ、息子の春雄を後継者にした後に引退を表明。鹿内家の支配は完璧に見えた。しかし、春雄の急死、それに伴う娘婿・宏明の議長就任—グループ内部は静かに揺れ始める。そしてクーデターが起きたのだ!講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞ダブル受賞。
目次
- 第1章 彫刻の森—鹿内信隆のつくった王国(ロックフェラーとヘンリー・ムーア;美術品を使った錬金術 ほか)
- 第2章 クーデター—鹿内宏明解任(謀議;「スリーハンドレッドクラブ」の序列 ほか)
- 第3章 抗争—日枝久の勝利(司馬遼太郎の祝辞;「ハイジャッカー」 ほか)
- 第4章 梟雄—鹿内信隆のメディア支配(前)(存在しない「社史」;鹿内写真館 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062763844
内容説明
鹿内家の歩んだ道は戦後のマスメディアの象徴だった。経済界を動かし各媒体を手に入れ、聴取率・視聴率争いに勝つ。さらには他企業を出し抜きお台場に新社屋を建設する。数年にわたる緻密な取材をもとに、日本のメディアとは何かを問う話題作。新潮ドキュメント賞・講談社ノンフィクション賞を同時受賞。
目次
- 第4章 梟雄—鹿内信隆のメディア支配(後)(フジテレビの造反;労働運動潰しの策謀 ほか)
- 第5章 華麗なる一族—後継者・鹿内春雄(離反した「学友」;「お祖師さま」を崇拝 ほか)
- 第6章 改革者—鹿内宏明の試み(狙われたテレビ朝日;ヴァージン・ミュージックに資本参加 ほか)
- 第7章 宿命—フジサンケイグループの抱える闇(巨額横領事件;販売局の裏金 ほか)
- エピローグ(宏明の犯した致命的なミス;「上場」に内在する危険 ほか)
「BOOKデータベース」 より