五木の子守歌物語
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五木の子守歌物語
(鈴木喜代春児童文学選集, 第10巻)
らくだ出版, 2009.4
- タイトル読み
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イツキ ノ コモリウタ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
十二歳の娘お里にとって、村の地主さまの家に、三年間住み込みで働く子守奉公は、とてもつらいものでした。主人は、きれいな着物で、おいしいものを食べ、自分はそまつな着物に、冷たいご飯。その上、子守りする赤ん坊は泣いてばかりで、風邪をひけば熱も出します。そのたびに奥さんから叱られるのです。しかし、お里は善意に満ち、繊細な感性の持ち主でもあるのです。つらい、切ない思いをこめて口ずさんだ歌が、やがてみんなの口にのぼり、「五木の子守歌」として歌いつがれます。
「BOOKデータベース」 より