漱石・魯迅・フォークナー : 桎梏としての近代を越えて

書誌事項

漱石・魯迅・フォークナー : 桎梏としての近代を越えて

岡庭昇著

新思索社, 2009.5

タイトル別名

漱石魯迅フォークナー : 桎梏としての近代を越えて

タイトル読み

ソウセキ ロジン フォークナー : シッコク トシテノ キンダイ オ コエテ

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注記

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内容説明・目次

内容説明

三人の作家が見出だした希望の根拠とは何か。ホロコーストとヒロシマによって、生半可な未来を語る言葉が、すべて蒼ざめたかのような、二十世紀の宿命を、なお乗り越えようと望むなら、彼らの言葉に再び耳をかさなければならない。

目次

  • 1 謎の文学・漱石(実存の文学—『それから』と『門』が提起するもの;待ち伏せるもの—『道草』から『明暗』へ;維新か御一新か—漱石の抵抗)
  • 2 必敗の思想・魯迅(屈折するアジア—『吶喊』が引き受けたもの;希望の原理—民衆を求めて;永遠に抵抗するもの—魯迅作品集『野草』)
  • 3 究められた悪・フォークナー(アメリカの原罪—『八月の光』は糾弾する;宿命と渇仰—『響きと怒り』は「覚悟」する;悪は自由のいいかえか—『アブサロム、アブサロム!』の深淵)

「BOOKデータベース」 より

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