「霊界」の研究 : プラトン、カントが考えた「死後の世界」
著者
書誌事項
「霊界」の研究 : プラトン、カントが考えた「死後の世界」
(PHP文庫)
PHP研究所, 2008.7
- タイトル別名
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人間は霊界を知り得るか
- タイトル読み
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レイカイ ノ ケンキュウ : プラトン カント ガ カンガエタ シゴ ノ セカイ
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注記
「人間は霊界を知り得るか」(2006年10月刊)を改題し、大幅に加筆・修正したもの
文献:巻末
内容説明・目次
内容説明
死んだらどうなるのか?—この人類最大のミステリーを解明すべく、古今東西の多くの思想家たちが叡知のかぎりを尽くしてきた。本書は、霊魂の不滅を信じたプラトン、また、「あの世」を実見したという視霊者スヴェーデンボリと対決したカントの霊界観を中心に、知の巨人たちが「霊界」の真相究明に挑んだ軌跡をユニークな視座から読み解いた力作評論。
目次
- 1 プラトンと霊界(プラトンの生活と思想;プラトンの霊魂論;プラトンが描く「あの世」の光景)
- 2 霊魂観の素描—古代中世から近代まで(アリストテレスの霊魂観;キリスト教の「プラトン霊魂論」批判;ダンテ『神曲』にみる死後の世界;ファウスト博士の霊界との交流;シェイクスピア劇の亡霊;ヒュームの来世懐疑論)
- 3 スヴェーデンボリとカントの対決(スヴェーデンボリの霊界訪問;カントのスヴェーデンボリ批判;霊界小旅行の批判;霊界大旅行の批判;同時代人の賛否両論)
- 4 カントのコペルニクス的転回とその余波(カントの認識論;ショーペンハウアーの視霊論;フロイトの視霊夢判断)
「BOOKデータベース」 より