書誌事項

反=日本語論

蓮實重彦著

(ちくま学芸文庫, [ハ1-5])

筑摩書房, 2009.7

タイトル別名

反日本語論

タイトル読み

ハン ニホンゴロン

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注記

筑摩書房より単行本として刊行(1977.5.19)され, ちくま文庫に収録(1986.3.25)されたもの

内容説明・目次

内容説明

フランス文学者の著者、フランス語を母国語とする夫人、日仏両語で育つ令息。そして三人が出会う言語的摩擦と葛藤のかずかず。著者はそこに、西欧と日本との比較文明論や、適度や均衡点などを見出そうとするのではない。言葉とともに生きることの息苦しさと苛立ちに対峙し、言語学論理を援用しつつ、深遠なる言葉の限界領域に直接的な眼差しを向ける。それは、「正しく美しい日本語」といった抽象的虚構を追い求める従来の「日本語論」に対して、根源的な意義申し立てを行うことでもある。

目次

  • 序章 パスカルにさからって
  • 1 滑稽さの彼岸に(歓待の掟;人の名前について ほか)
  • 2 「あなた」を読む(S/Zの悲劇;シルバーシートの青い鳥 ほか)
  • 3 文字と革命(萌野と空蝉;海王星の不条理 ほか)
  • 終章 わが生涯の輝ける日

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA90741973
  • ISBN
    • 9784480092243
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    340p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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