書誌事項

第二貧乏物語

河上肇著 ; 林直道解説

新日本出版社, 2009.6

タイトル別名

Daini Binbo Monogatari

タイトル読み

ダイニ ビンボウ モノガタリ

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注記

底本: 「河上肇著作集(第2巻)」(筑摩書房 1964年刊)

内容説明・目次

内容説明

思想弾圧が狂暴化するなか、新たな理論発展を遂げた河上が『貧乏物語』の弱点を一掃して、科学的社会主義の普及に大きな役割を演じた『第二貧乏物語』。当時、伏せ字を余儀なくされながらも、全編に溢れる社会的正義感とマルクス主義の真理性の主張で、読者の魂をゆさぶった名著を、元原稿による戦後の完全版をもとに、読みやすい新体裁で刊行。解説は『貧乏物語』で名解説の林直道氏。

目次

  • 弁証法的唯物論(総説)
  • 弁証法的唯物論(細論)
  • 弁証法的唯物論の批判の批判
  • 唯物史観(その1・社会の一般的運動法則)
  • 唯物史観(その2・社会形態の推移の主要段階)
  • 唯物史観(その3・社会的存在と社会的意識)
  • 唯物史観(その4・プロレタリアートの認識の武器—必然の王国から自由の王国への跳躍)
  • 唯物史観から資本主義的社会の解剖へ
  • 驚くべき貧富の懸隔
  • 資本主義的社会の細胞としての商品の分析
  • 価値の実体としての社会的労働
  • 剰余価値
  • 剰余価値の出所
  • 商品としての労働力
  • 労働時間延長、賃銀値下げ、産業合理化—労働能率の増進、等々
  • 資本主義社会の行き詰まり—その必然的崩潰

「BOOKデータベース」 より

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