隠れキリシタン佐々木小次郎
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書誌事項
隠れキリシタン佐々木小次郎
叢文社, 2003.8
- タイトル読み
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カクレ キリシタン ササキ コジロウ
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内容説明・目次
内容説明
岩流佐々木小次郎と厳流佐々木小次郎は別人。舟島で武蔵と闘った人物は岩流佐々木小次郎。厳流佐々木小次郎は越前の富田勢源の高弟。岩流佐々木小次郎の師である。岩流小次郎は九州の彦山修験佐々木一門。高山右近・細川ガラシャとの奇しき縁で隠れキリシタンの道を歩み始めた小次郎は、豊前小倉藩の剣術指南役に。細川忠興は心血をそそいで名城小倉城を完成したのも束の間、九州のカナメのこの城を外様大名に守らせることを危惧した幕閣は、転封を謀って、細川藩のあら探しを始める。家老長岡佐渡は隠れキリシタン小次郎の発覚を恐れて—。舟島の武蔵・小次郎の決闘は真剣勝負と定められていたが、長く有利な木刀使用を武蔵に許す。それを知らない小次郎。試合当日、武蔵は舟島に先着していた。公的試合に遅参は許されない。展開された試合の顛末の真相は?武蔵は直後、なぜ怒って姿を消したのか—。歴史の闇に鋭く迫る気鋭の文学。
「BOOKデータベース」 より