村のエトランジェ
著者
書誌事項
村のエトランジェ
(講談社文芸文庫, [おD5])
講談社, 2009.7
- タイトル読み
-
ムラ ノ エトランジェ
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注記
年譜: p274-288
著書目録: p289-291
収録内容
- 紅い花
- 汽船
- バルセロナの書盗
- 白い機影
- 登仙譚
- 白孔雀のいるホテル
- ニコデモ
- 村のエトランジェ
内容説明・目次
内容説明
小さな村に疎開してきた美しい姉妹。ひとりの男をめぐり彼女らの間に起こった恋の波紋と水難事件を、端正な都会的感覚の文章で綴った表題作ほか、空襲下、かつての恋人の姿をキャンバスに写すことで、命をすりへらしていく画家との交流をたどる「白い機影」など、初期作品八篇を収録。静かな明るさの中に悲哀がただよい、日常の陰影をさりげないユーモアで包む、詩情豊かな独自の世界。「小沼文学」への導きの一冊。
「BOOKデータベース」 より