Bibliographic Information

芸者論 : 花柳界の記憶

岩下尚史著

(文春文庫, [い-75-1])

文藝春秋, 2009.7

Other Title

芸者論 : 神々に扮することを忘れた日本人

Title Transcription

ゲイシャロン : カリュウカイ ノ キオク

Note

「芸者論 : 神々に扮することを忘れた日本人」(雄山閣 2006年10月刊) を文庫化にあたり、改題したもの

叢書番号はブックジャケットによる

参考文献: p274-275

Description and Table of Contents

Description

花柳界、芸者、三業地…文字としては馴染みがあっても、実態は殆ど知られていない世界。長年新橋演舞場に身を置き、数々の名妓たちと親交のあった著者が、芸者の成り立ちから戦前、戦後の東京の花柳界全盛の時代までの歴史と変貌を細やかに描写。処女作にして和辻哲郎文化賞を受賞した、画期的日本文化論。

Table of Contents

  • 序 都市の秘境と化した東京の花柳界
  • 第1章 神々の振舞いを演じるという、記憶の系譜(古代〜中世)
  • 第2章 神婚秘儀の再生装置としての吉原(近世)
  • 第3章 町芸者の確立(幕末から明治へ)
  • 第4章 帝都の花(明治)
  • 第5章 菩薩を凌駕する迦陵頻伽
  • 第6章 名妓と不見転の分化(大正〜昭和戦前)
  • 第7章 フジヤマ・ゲイシャ(昭和二十年代)
  • 第8章 東京の替り目—昭和三十年代以降の花柳界
  • 結び 宴の祭司と巫女

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1
Details
  • NCID
    BA90778634
  • ISBN
    • 9784167753924
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    279p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top