火の路
著者
書誌事項
火の路
(文春文庫, [ま-1-117],
文藝春秋, 2009.7
- 上 : 新装版
- 下 : 新装版
- タイトル別名
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火の回路
- タイトル読み
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ヒ ノ ミチ
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注記
朝日新聞 朝刊 (1973年6月16日-1974年10月13日) に連載された『火の回路』を単行本刊行時に改題、『松本清張全集50』(1983年3月刊) を底本として文庫化したもの
ブックジャケットに 『長編ミステリー傑作選 松本清張記念館監修』 とあり
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 : 新装版 ISBN 9784167697181
内容説明
新進の考古学者・高須通子は、石造物の調査のために訪れた奈良で、殺傷事件に巻きこまれた海津信六を助ける。海津は、かつてT大史学科に籍をおく気鋭の研究者だったが、ある事情で学界を追放された過去があった。通子は、酒船石の用途を研究するうちに海津の示唆を受け、ペルシア文明との関連を調査するためイランへと旅立つ。
- 巻冊次
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下 : 新装版 ISBN 9784167697198
内容説明
イランでゾロアスター教の遺跡を踏査した通子は、帰国後、飛鳥文化とペルシア文明の関連を考察した論文を発表する。斬新な仮説への反響とは?的確な批評を寄せつつ消息を絶った海津の行方と運命は?骨董品取引の裏側や学界の学閥主義など人間の業の深さや心の闇をも鋭く描いた清張古代史ミステリーの代表作。
「BOOKデータベース」 より