東京番外地
著者
書誌事項
東京番外地
(新潮文庫, 8746,
新潮社, 2009.8
- タイトル読み
-
トウキョウ バンガイチ
大学図書館所蔵 件 / 全29件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
東京番外地、それは普通の人が何となく忌避してしまうところ、近すぎて焦点距離が合わなくなってしまったすぐそこの異界。皇居、歌舞伎町、東京拘置所、山谷、霞が関—。あらゆる違和にまなざしを向けてきた著者が、無意識の底に沈んだ15の「聖域」を旅する裏東京ルポルタージュ。そして初めて出会う、この街の知られざる素顔とは—新たに「番外編・東京ディズニーランド」を追加収録。
目次
- 要塞へと変貌する「終末の小部屋」—葛飾区小菅一丁目
- 「眠らない街」は時代の波にたゆたう—新宿区歌舞伎町一丁目
- 異国で繰り返される「静謐な祈り」—渋谷区大山町一番地
- 「縁のない骸」が永劫の記憶を発する—台東区浅草二丁目
- 彼らとを隔てる「存在しない一線」—世田谷区上北沢二丁目
- 「微笑む家族」が暮らす一一五万m2の森—千代田区千代田一番地
- 隣人の劣情をも断じる「大真面目な舞台」—千代田区霞が関一丁目
- 「荒くれたち」は明日も路上でまどろむ—台東区清川二丁目
- 「世界一の鉄塔」が威容の元に放つもの—港区芝公園四丁目
- 十万人の呻きは「六十一年目」に何を伝えた—墨田区横網二丁目
- 桜花舞い「生けるもの」の宴は続く—台東区上野公園九番地
- 高層ビルに取り囲まれる「広大な市場」—港区港南二丁目
- 「異邦人たち」は集い関わり散ってゆく—港区港南五丁目
- 私たちは生きていく、「夥しい死」の先を—府中市多磨町四丁目
- 日常から遊離した「夢と理想の国」—千葉県浦安市舞浜二丁目
「BOOKデータベース」 より