「ノヴゴロドの異端者」事件の研究 : ロシア統一国家の形成と「正統と異端」の相克

書誌事項

「ノヴゴロドの異端者」事件の研究 : ロシア統一国家の形成と「正統と異端」の相克

宮野裕著

風行社, 2009.8

タイトル別名

ノヴゴロドの異端者事件の研究 : ロシア統一国家の形成と正統と異端の相克

タイトル読み

「ノヴゴロド ノ イタンシャ」 ジケン ノ ケンキュウ : ロシア トウイツ コッカ ノ ケイセイ ト 「セイトウ ト イタン」 ノ ソウコク

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注記

博士論文 「中近世ロシアにおける『ノヴゴロドの異端者』の研究 : モスクワ大公国・正教会・『異端者』」 (北海道大学 2006年) に加筆修正したもの

参考文献一覧: p309-321

内容説明・目次

目次

  • 第1部 「ノヴゴロドの異端者」事件の原形(一四九〇年までの「異端者」事件—モスクワ教会と旧ノヴゴロド教会との相克から「異端者」事件へ)
  • 第2部 一四九〇年代前半のヨシフ・ヴォロツキーの「対『異端者』闘争」—『同時代問題の「異端化」』(七千年終末論争の「異端」教養化—『啓蒙者』第八‐一〇章を中心に;「ノヴゴロドの異端者」の教説としての「修道制批判」の形成—『啓蒙者』第一一章を中心に;『啓蒙者』簡素編集版の作成—ヨシフ・ヴォロツキーによる「異端者の告発」)
  • 第3部 一五世紀末以降の「ノヴゴロドの異端者」事件—世俗案件への異端告発の適用(一五世紀末から一六世紀初頭における宮廷問題と「異端者」;一五〇四年の教会会議と「異端者」の処罰)
  • 結論 統一国家形成期ロシアにおける「ノヴゴロドの異端者」事件

「BOOKデータベース」 より

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