チェーホフの戦争
著者
書誌事項
チェーホフの戦争
(ちくま文庫, [み-20-3])
筑摩書房, 2009.8
- タイトル読み
-
チェーホフ ノ センソウ
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注記
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
劇作家であり作家でもある著者が、チェーホフの四大戯曲を読み解く。戯曲本来の魅力を取り戻すために、「観る」のではなく丹念に「読む」ことで、チェーホフの筆致、息づかいを記録した。憂鬱の劇としての「ワーニャ伯父さん」。「三人姉妹」に潜む、戦争の予兆…仕掛けに満ちた「チェーホフ論」。
目次
- 不動産業者の普遍性—『桜の園』(泣く喜劇;舞台空虚;遠い音)
- 女優の生き方—『かもめ』(「男」がつくるコード;法に抗う者;悲惨、滑稽、解放)
- 四十七歳の憂鬱—『ワーニャ伯父さん』(「世界」が老いている;特別エッセイ・憂鬱の可能性;「からだ」が出現するとき;「まだ」と「もう」のあいだ)
- 軍楽隊の音が聞こえる—『三人姉妹』(戦争の劇;時間を表徴する女;遠景としての火事)
「BOOKデータベース」 より