書誌事項

秘められた愛

アンナ・マリア・ジークムント著 ; 平島直一郎, 西上潔訳

(ナチスの女たち)

東洋書林, 2009.7

タイトル別名

Die Frauen der Nazis

タイトル読み

ヒメラレタ アイ

注記

原著 (Wien : Carl Ueberreuter, 1998) の翻訳

主要参考文献: p350-352

内容説明・目次

内容説明

圧倒的な権力を手にした独裁者の素顔はいかなるものだったのか。ナチス活動に積極的に関わった女性たち、あるいはヒトラーと親密だった女性たちを描写することで、“総統”の日常やナチスの女性観があぶりだされる。本書では、ゲッベルスやゲーリングなどナチ幹部の妻たち、自決の直前に結婚式を挙げたエーファ・ブラウン、さらに、ヒトラーの姪で謎の死をとげたゲリ・ラウバルらの伝記を収録。

目次

  • 第1章 ヒトラーと「ドイツ女性」
  • 第2章 カーリン・ゲーリング—北欧のアイドル 突撃隊長ゲーリング最初の妻
  • 第3章 エイミー・ゲーリング—「貴婦人」 カーリンの妹、ゲーリング二人目の妻
  • 第4章 マクダ・ゲッベルス—第三帝国のファーストレディ シオニストから熱狂的な国家社会主義者へ
  • 第5章 レニ・リーフェンシュタール—アマゾネスの女王 栄光と挫折、不屈の魂
  • 第6章 ゲルトルート・ショルツ=クリンク—女同志 筋金入りの帝国女性指導者
  • 第7章 ゲリ・ラウバル—アドルフおじさんの姪 わずか23歳で命を絶った女子学生
  • 第8章 エーファ・ブラウン—秘められた愛人 最後までヒトラーとの愛に生きた
  • 第9章 ヘンリエッテ・フォン・シーラハ—“総統”の女生徒 生え抜きのナチ党員の娘

「BOOKデータベース」 より

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