わが師山本周五郎
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わが師山本周五郎
(集英社文庫, さ5-36)
集英社, 2009.7
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ワガシ ヤマモト シュウゴロウ
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山本周五郎略年譜: p237-251
Description and Table of Contents
Description
狷介にして頑迷、へそ曲がりの文士なるわが師、山本周五郎。一点の見誤りもないほどの鋭さの底に、しかし深い悲しみと慈愛を秘めていた。真摯であることによって、心が救われる姿を物語にし、人生の共感を呼んだ作家—。昭和27年頃から、横浜の周五郎宅へ通い、師の姿を間近で見つめ、教えを受けた著者が、敬愛の念を持って描く。初めて明かされる素顔の周五郎と、弟子の魂の交流と文学世界。
Table of Contents
- プロローグ 周五郎の到達点
- 出会いのころ
- 下町の「おたふく姉妹」
- 「弱い」人間への共感
- 人間の運命と絆
- 橋本左内の涙
- 『よじょう』と宮本武蔵
- 岡場所の男と女
- 路地の人びと
- 「いい小説」と「悪い小説」
- 晩年の周五郎さん
- 山本周五郎文学紀行
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