歴史は「べき乗則」で動く : 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学
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書誌事項
歴史は「べき乗則」で動く : 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学
(ハヤカワ文庫, NF358 . 〈数理を愉しむ〉シリーズ||スウリ オ タノシム シリーズ)
早川書房, 2009.8
- タイトル別名
-
Ubiquity
歴史はべき乗則で動く : 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学
歴史の方程式 : 科学は大事件を予知できるか
- タイトル読み
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レキシ ワ ベキジョウソク デ ウゴク : シュ ノ ゼツメツ カラ センソウ マデ オ ヨミトク フクザツケイ カガク
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注記
「歴史の方程式 : 科学は大事件を予知できるか」(2003年刊)の改題、文庫化
原タイトル: Ubiquity
内容説明・目次
内容説明
混沌たる世界を支配する、究極の物理法則「べき乗則」。それは砂山の雪崩、地震、絶滅などの自然現象だけでなく、株価変動や流行といった社会現象にさえ見出せる。自らの発見を可能にした科学の進歩過程にも現われるこの法則を、人為と偶然の蓄積である「歴史」全般に敷衍したとき、私たちが手にする驚くべき洞察とは…統計物理の基本から壮大な応用可能性までを語りつくす、スリリングな科学読本。
目次
- なぜ世界は予期せぬ大激変に見舞われるのか
- 地震には「前兆」も「周期」もない
- 地震の規模と頻度の驚くべき関係—べき乗則の発見
- べき乗則は自然界にあまねく宿る
- 最初の地滑りが運命の分かれ道—地震と臨界状態
- 世界は見た目よりも単純で、細部は重要ではない
- 防火対策を講じるほど山火事は大きくなる
- 大量絶滅は特別な出来事ではない
- 臨界状態へと自己組織化する生物ネットワーク
- なぜ金融市場は暴落するのか—人間社会もべき乗則に従う
- では、個人の自由意志はどうなるのか
- 科学は地続きに「進歩」するのではない
- 「学説ネットワークの雪崩」としての科学革命
- 「クレオパトラの鼻」が歴史を変えるのか
- 歴史物理学の可能性
「BOOKデータベース」 より