地球を斬る
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地球を斬る
(角川文庫, 15833)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.8
- タイトル読み
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チキュウ オ キル
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内容説明・目次
内容説明
剥き出しの利害が衝突する新帝国主義の世界。日本国家は何をなすべきか?靖国問題、竹島・北方領土問題、拉致問題、国内の格差問題…。問われているのは政治と外交のインテリジェンスを強化し、国家の生き残りを図ることである。ロシア、イスラエル、アラブ諸国など世界の動向を分析、北朝鮮‐イランが火蓋を切る第三次世界大戦のシナリオと、勢力均衡外交の世界に対峙する日本の現状を国際スタンダードの視点で読みとく。文庫化にあたり、計100枚の新規原稿を加筆・収録。新規に書き下ろされているのは、自身に下された有罪判決確定への思い、そして、判決確定に際し外務省が密かに行ったある「方針転換」についての考察から書き起こされる『Qさんへの手紙──テロリズムを超えて「思考する世論」をどうつくるか」、及び、北朝鮮による拉致・核問題打開に向けて日本政府が取るべき戦略を明快に提言する『北朝鮮のシナリオ』の2篇。
目次
- 文庫版序文 Qさんへの手紙—テロリズムを超えて「思考する世論」をどうつくるか
- 第1章 「プーチンのロシア」を検証する
- 第2章 新自由主義下のアジアを読みとく
- 第3章 日本人と日本外交に「哲学」「戦略」はあるか?
- 第4章 暴力(テロリズム)と知(インテリジェンス)と生命と
- あとがき—「第三次世界大戦」のシナリオ
- 文庫版あとがき—北朝鮮のシナリオ
「BOOKデータベース」 より