Bibliographic Information

銃口

三浦綾子[著]

(角川文庫, 15844-15845)

角川書店 , 角川グループパブリッシング(発売), 2009.8

Title Transcription

ジュウコウ

Note

小学館から単行本として1994年3月、文庫として1998年1月に刊行されたもの

上の7版 [刷] (2019.9)の発行所: KADOKAWA (発売者なし)

下の7版 [刷] (2019.10)の発行所: KADOKAWA (発売者なし)

Description and Table of Contents
Volume

上 ISBN 9784041437254

Description

「どうしたらよいか迷った時は、自分の損になる方を選ぶといい」小学校の担任坂部の信念と優しさに強い影響を受けた北森竜太は、タコ部屋の朝鮮人労働者を匿う温かい家庭で成長し、昭和12年に教師になった。炭鉱町の小学校で「綴り方」の授業を推進するなど教育の理想を目指す竜太のもとに、言論統制の暗い影が忍びよる—。戦争に突入する昭和10年代の事件と世相を背景に、青年教師の愛と苦悩を描いた感動大作。
Volume

下 ISBN 9784041437261

Description

昭和16年、北森竜太は治安維持法違反の容疑で、7カ月も勾留、釈放されたものの退職させられ、追い打ちをかけて召集される。苛酷な軍隊生活で身も心も衰退した20年8月15日、満州から朝鮮への敗走中に、民兵に銃口を突きつけられた—。純粋な心根の青年教師が戦争に翻弄されていく悲劇。かつて北森家で命を助けられた朝鮮人労働者金俊明の運命。軍旗はためく昭和を背景に戦争と人間の姿を描いた感動の名作。

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Details
  • NCID
    BA9135214X
  • ISBN
    • 9784041437254
    • 9784041437261
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京,東京
  • Pages/Volumes
    2冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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