知識人99人の死に方
著者
書誌事項
知識人99人の死に方
(角川文庫, 11714)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2000.10
- タイトル読み
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チシキジン 99ニン ノ シニカタ
並立書誌 全1件
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知識人99人の死に方 / 荒俣宏監修
BA53817715
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知識人99人の死に方 / 荒俣宏監修
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注記
記述は19版 (2009.7刊) による
中位のシリーズ (角川ソフィア文庫) の有無の相違による別書誌あり
データファイル (戦後著名人怪死・変死一覧): p281-304
死因別・人物・事項INDEX: p305-314
知識人の死に方'95~'99増補データ: p315-319
内容説明・目次
内容説明
冥土の旅はひとり専用。家族が看取ろうと、壮絶に死を演出しようと、死に行く人はたったひとり。死の前には人は完全に平等である。だが、そういうシンプルなあり方を誰もが等しく見つめることができるわけではない。この一点で死は不平等でもある。ここに登場する99人は、考えることを生業にした人たちだ。彼らは死を迎えるにあたって何を思ったか?むろん死を正確に見ることができた人など存在しない。ここにはただ99個分の宇宙の眩暈がある。この世で死ぬことの出来なかった人はひとりもいない。あなたも、等しく、ひとりで死んでいく。ならば、安心して、一足先に死んでいった先輩たちに学ぶことにしよう。
目次
- 手塚治虫—「いま死んだら、死んでも死にきれない」
- 有吉佐和子—サーモスタットのない人生
- 永井荷風—たったひとり、生きたいように生きる。死にたいように死ぬ。
- 渋沢龍彦—病院へと向かう車のなかで、ただ一度、涙ぐんだ。
- 森茉莉—かけられなかった最後の電話
- 三島由紀夫—唐突な死の周辺
- 稲垣足穂—筆極道の本懐
- 今西錦司—人間は死ぬべくして死ぬのだ
- 石川淳—死の瞬間、左手は煙草を吸うように唇に添えられた
- 寺山修司—「60歳まで生かしてくれ」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より