異国の客
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異国の客
(集英社文庫, [い52-4])
集英社, 2009.8
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イコク ノ キャク
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Description and Table of Contents
Description
家族と共にフランス・パリの郊外フォンテーヌブローに移住した著者は、18世紀の家に住み、朝市の食材の豊かさに驚嘆。高校生のデモの明快な意思表示に民主主義の本来の姿を見、ローマ法王の訃報に接し信仰の意味について考えを巡らせる。「その土地を拠点としてものが見えること、世界のからくりがわかること、が大事なのだ」。異国の客として暮らす日々の発見と、しなやかで豊かな思索のクロニクル。
Table of Contents
- 始まりの日々
- 空港、町の景観、車
- 個人と社会
- 黄色い空、学校、宣言
- 広場、古道具屋、ティタンとスカーフ
- 川の風景、マニフ、記憶論とチベット
- 雪と春、ヨーロッパの記憶装置、三人の少年
- 高校生、法王の死、シャルトルと須賀敦子
- アスパラガスと茸、ベルリンの記念碑、ヨブの妻
- 緯度と夜、EU憲法、フロランスとフセインの帰還
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