夏目漱石を読む
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夏目漱石を読む
(ちくま文庫, [よ2-5])
筑摩書房, 2009.9
- タイトル読み
-
ナツメ ソウセキ オ ヨム
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内容説明・目次
内容説明
深刻なテーマを追い求める「暗い」漱石と長年、多くの読者から愛される「国民的作家」漱石のあいだには何が横たわっているのか。その二つはどこでつながっているのか。「吾輩は猫である」「夢十夜」「それから」「坊っちゃん」「虞美人草」「三四郎」「門」「彼岸過迄」「行人」「こころ」「道草」「明暗」…主要十二作品を解明し、漱石が繰り返し語ろうとしている主題を明らかにし、漱石自身の資質とのかかわりを平明に語りつくす、卓抜な漱石講義。小林秀雄賞受賞。
目次
- 渦巻ける漱石(『吾輩は猫である』;『夢十夜』 ほか)
- 青春物語の漱石(『坊っちゃん』;『虞美人草』 ほか)
- 不安な漱石(『門』;『彼岸過迄』 ほか)
- 資質をめぐる漱石(『こころ』;『道草』 ほか)
「BOOKデータベース」 より