心を癒す漱石の手紙
著者
書誌事項
心を癒す漱石の手紙
(小学館文庫, [や12-1])
小学館, 2009.8
- タイトル別名
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漱石の手紙 : 心を癒す
- タイトル読み
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ココロ オ イヤス ソウセキ ノ テガミ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
「心を癒す漱石からの手紙」(青春出版社 1999年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
筆まめで面倒見が良く、ユーモラスでときに辛辣。気難しい文豪のイメージとは一味違う人間・夏目漱石の素顔が、遺された多くの書簡から甦る。友人への励まし、門下生のための職の斡旋、読者からの便りへの返信、行政に対する抗議文、さらには猫の死亡通知まで。無類の手紙好きだった漱石は、折に触れてユーモアと真情にあふれる思いを書き送った。誰かが困っている時、悩んでいる時、喜んでいる時などにも、的確な言葉を相手の胸に投げかけている。時を経ても古びることのないその言葉は、漱石から届く現代へのメッセージでもある。
目次
- はじめに 漱石の手紙がもつ癒しと励まし
- 1章 友情が生まれるとき—無二の親友・正岡子規との熱い交信
- 2章 遠く離れた愛する人へ—ロンドンから届いた、漱石の郷愁
- 3章 ユーモアと誠実から生まれたもの—文豪は落語と冗談といたずらを愛した
- 4章 信望はこの一言から—木曜会メンバーが慕い続けた漱石の強さとは
- 5章 心からの励ましを筆に—芥川龍之介を奮起させた珠玉の言葉
- 6章 病に倒れると、人は何を思うのか—命の儚さに弱音をはいた、修善寺の大患
- 7章 現代への遺言—その生きざまを通して学ぶ、いまを生き抜く力
「BOOKデータベース」 より