国境の南 : 元祖ジャパニーズ・バックパッカー : 1964/1966
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国境の南 : 元祖ジャパニーズ・バックパッカー : 1964/1966
(MG浪漫ブック)
マガジン・ファイブ (発行) , 星雲社 (発売), 2006.8
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コッキョウ ノ ミナミ : ガンソ ジャパニーズ バックパッカー : 1964 1966
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著者の肖像あり
Description and Table of Contents
Description
一九六九年、シングル盤『ジャン』でデビュー。六十年代後半から始まる日本のオリジナルロックシーン幕開けの一翼を担い、七十一年『回帰線』、七十三年『南正人ファースト』などの伝説の名アルバムを発表。以来、放浪のビートニックシンガーとして活躍し続けている南正人。本書は、ミュージシャンになる前の大学生・南正人が、一九六四年から一九六六年にかけて、メキシコ、アメリカ、ヨーロッパと二年に及び放浪し続けた青春の軌跡である。また同時に日本の元祖的バックパッカーの貴重な記録でもある。現在では世界各地で日本のバックパッカーたちに出会えるが、当時は一般人の海外渡航自由化がスタートしたばかりでその姿はほとんどなく、海外放浪などまさに危険覚悟の「冒険の旅」であった。なお、この原稿は海外放浪から帰国した直後の今から約四十年前(一九六六〜七年)に書かれたものである。
Table of Contents
- 第1章 憧れの海外渡航—日本を飛び出し、外国へ行くことそのものが夢だった
- 第2章 メキシコシティ—巨大な緑の街路樹が、幅広い道路をおおう『森と水の都』
- 第3章 グアダラハーラ—古い寺院が多い「メキシコの京都」に住む独特のハリスコ美人
- 第4章 再びアメリカ—アスタマニャーナの国からタイムイズマネーの国へ
- 第5章 初冬のロンドン—どんより暗いロンドン市街で出会った青空のマドモアゼル
- 第6章 寛容なスウェーデン—外が明るくなるのは30分足らず、後はまるで夜中の北欧の冬
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