梟首の島
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書誌事項
梟首の島
(講談社文庫, [は-48-2],
講談社, 2009.9
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- タイトル読み
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キョウシュ ノ シマ
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注記
2005年12月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
主要参考文献: 下 p463
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062764674
内容説明
高知からの日本人留学生が遠くロンドンで割腹自殺を遂げた。死の理由に疑念を抱いた同郷の商人光明は、一人真相を追う。事件より遡っての土佐では、留学生の母むめと弟の東吉母子が、自由民権運動の昂まりに身を投じてゆく。やがて新聞を通じての言論活動に携わることとなった母子の運命が向かう先とは。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062764681
内容説明
「幽霊新聞」の発行で警察に追われた東吉は、自らも自由への熱意を燃やす母を残して上京し、東京の民権家と行動を共にする。だが、テロ化した運動は加波山事件に発展し、その限界に近づいていく—。一方ロンドンの光明は、遂に留学生イワガミの死の真相に辿り着く。個々人の革命を描いた物語、衝撃の後編。
「BOOKデータベース」 より