巡礼としての絵画 : メディチ宮のマギ礼拝堂とゴッツォリの語りの技法
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巡礼としての絵画 : メディチ宮のマギ礼拝堂とゴッツォリの語りの技法
工作舎, 2009.9
- タイトル別名
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The painting as pilgrimage
- タイトル読み
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ジュンレイ トシテノ カイガ : メディチキュウ ノ マギ レイハイドウ ト ゴッツォリ ノ カタリ ノ ギホウ
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文献・略号: p288-295
内容説明・目次
内容説明
フィレンツェ、パラッツォ・メディチ礼拝堂を飾る絢爛豪華な壁画。注文主コジモらメディチ家の人々が描かれたことで知られる「マギの旅行」、そして「羊飼い」「天使たち」、祭壇画「幼児礼拝」。そこには「代替巡礼」の図像プログラムが意図されていた。自らを画中に描いた画家ベノッツォ・ゴッツォリは、観る者に指示を与え、天国へと導く。生前に墓を贈られるほど人気を博したルネサンス画家の、その「語りの技法」は師フラ・アンジェリコを受け継いだものなのか。ベノッツォの「語り」を丹念に追う。
目次
- 第1章 パラッツォ・メディチ・リッカルディ礼拝堂の図像プログラム
- 第2章 代替の巡礼と絵画の機能
- 第3章 マギ図像と鑑賞者
- 第4章 ベノッツォ・ゴッツォリの語りと絵画の場—聖フランチェスコの生涯から聖アウグスティヌスの生涯へ
- 第5章 ベノッツォ・ゴッツォリの語りの技法の源泉—フラ・アンジェリコから学んだもの
- 第6章 語り手としてのベノッツォ・ゴッツォリ
「BOOKデータベース」 より