江戸時代のロビンソン : 七つの漂流譚

書誌事項

江戸時代のロビンソン : 七つの漂流譚

岩尾龍太郎著

(新潮文庫, 8786, い-96-1)

新潮社, 2009.10

タイトル読み

エド ジダイ ノ ロビンソン : ナナツ ノ ヒョウリュウタン

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注記

江戸時代漂流年表: p247-255

参考文献: p[256]-[258]

内容説明・目次

内容説明

大黒屋光太夫、土佐の長平、尾張の重吉—鎖国下の江戸時代に不慮の海難事故に遭って漂流しながら、旺盛な生命力で、奇跡の生還を果たした船乗りたちがいる。『ロビンソン・クルーソー』研究で知られる著者が、彼らの肉声をもとにした詳細な記録を読み解き、それら漂流譚から七人を選んで、江戸時代の漂流者たちの壮絶なサバイバル物語と異文化体験を紹介する。付・江戸時代漂流年表。

目次

  • はじめに—「海の論理」
  • 序章 漂流の背景(「鎖国」の本質;太平洋長期漂流の発生)
  • 第1章 無人島漂着編—鳥島サバイバル(志布志のロビンソンたち;新居のロビンソンたち;土佐のロビンソンたち—無人島長平)
  • 第2章 異国漂着編(北方のガリバー—大黒屋光太夫のパフォーマンス;南方への漂流—大野村のガリバーたち;博多のロビンソン—唐泊孫太郎ボルネオ漂流記;尾張のオデュッセウス—船頭重吉の苦労と語り)
  • あとがき「頭で漂流、心でサバイバル」
  • 江戸時代漂流年表

「BOOKデータベース」 より

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