ひき裂かれた「わたし」 : 思想としての志賀直哉
著者
書誌事項
ひき裂かれた「わたし」 : 思想としての志賀直哉
新曜社, 2009.9
- タイトル別名
-
ひき裂かれたわたし : 思想としての志賀直哉
- タイトル読み
-
ヒキサカレタ ワタシ : シソウ トシテノ シガ ナオヤ
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注記
参考文献: p258-260
略年譜: p261-262
内容説明・目次
内容説明
日本人の伝統的な“わたし”と西洋的な“わたし”。青年時代、二つの異質な“わたし”に苦しみつつ、真の自己をもとめつづけた志賀直哉。その精神の軌跡を読み解く、比較思想・比較文化論からのアプローチ。
目次
- 序章 “わたし”について
- 第1章 “わたし”の解体—『城の崎にて』を読む
- 第2章 父と子—血縁の父と父なる神とのはざまで
- 第3章 神経衰弱—『濁った頭』をめぐって
- 第4章 “わたし”の分裂—苦悩の本質
- 第5章 “わたし”の消滅—血縁の父と自然との和解
- 終章 “わたし”のなりたち—父と神と自然と
「BOOKデータベース」 より